オールオン4を行う流れ
オールオン4は顎骨にインプラントを設置し、そこに入れ歯を装着する施術です。そのためむし歯治療やブリッジなどの施術よりも慎重に行われます。まずレントゲン撮影により顎骨の状態や口の形状などを調べます。その後嚙み合わせなどのチェックを行った後、インプラントを埋め込んでいきます。これはオールオン4を行う際の最重要事項となります。なぜなら顎骨によってしっかりとインプラントが支えられないと、入れ歯の強度が弱くなってしまうからです。インプラントが埋め込まれたあと、仮歯が装着されます。しかし術後の口内の状態によってはすぐに仮歯を装着することができないこともあります。こうした場合は仮歯の装着が翌日以降となります。インプラントが顎骨にしっかりと固定されるまでには数か月かかりますが、固定が確認された後、総入れ歯をその上に装着します。これで全ての治療は終了です。治療後はチェックのために何度か通院することになりますが、異常がなければ大きな調整はなされません。
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